インターネットの普及とともに、ヤフーやグーグルで検索するという行為が身近で日常的なものとなった現在、多くの人が何か欲しいモノやサービスがあった場合に、検索エンジンで必要な情報を探すようになりました。
検索エンジンを使うユーザーは潜在的に、検索結果の上位に表示されているものは、人気のある価値の高いページだと思っています(実際は、そうでない場合も多々あるのですが)。そのため、「おいしいラーメン屋さんを知りたい」といったような目的で検索をしている場合は、検索順位が上位に表示されていれば評判のよい店だろうと思い、それが実際に来店するキッカケにもなります。
実際のところ、検索結果の順位が1位のラーメン屋さんが、その地域で1番人気がある店とは限りません。ラーメン屋さんの場合などでいえば、ホームページなど作っていないような昔ながらの店のほうが、案外、味にこだわりもあって自然に口コミで繁盛しているケースも多々あるでしょう。
しかし、検索エンジンから新規顧客を獲得しようと思えば、ライバル店よりも上位に表示されることが、ビジナスを行う上では非常に有利に働きます。
本書では、「どうすれば検索結果の順位を上げる事ができるか」ということをテーマに、検索エンジンマーケティングについて解説しました。
私は現在、個人事業主の方から年商50億円を超えるような大きな会社まで、さまざまなクライアントに対して、インターネットを活用して売上を上げるためのコンサルティングを行うことを仕事にしていますが、その仕事を通じて思うのが、本当に多くの方が、検索結果の順位を上げることを、とても難しいことだと思い込んでしまっていることです。
たしかに、検索エンジンマーケティングについて書かれた書籍は、検索エンジンの順位決定を行うプログラムの仕組みなどに重きを置きすぎてしまい、学術的な専門書のようになってしまっているものも少なくありません。
しかし、実際のところ、絶対に抑えるべきポイントだけでもしっかりとマスターしていれば、検索エンジンのプログラム的要素に関しては全てを理解していなくても(もちろん全てを理解しておくにこしたことはありませんが)検索エンジンからの集客という目的は、充分果たせるのです。
自分のページの検索順位を上げるために、非常に重要なポイントは、検索エンジンのプログラムが、ホームページのどの部分を評価しているかを知ることです。
多くのホームページのオーナーは、実際にページを見てくれる訪問者からの評価ばかりを気にして、読みやすい文章を書くことを心がけたり、デザインを綺麗にすることを優先的に考えます。もちろん、それも重要なことではあるのですが、どんなに費用をかけて有益なホームページを作成したとしても、それを見てくれる訪問者がいなければ、そこまでの努力が全く無駄なものとなってしまうのです。
学生時代に、テストで出題される部分だけを勉強して、いつも高得点を取っていた要領のよい人が、あなたのまわりにもいたと思います。検索エンジンマーケティングも同じように、重要度の高い必要な対策だけ行うだけで、アクセスアップや売上の向上につながることが多々あります。
本書では、検索エンジンのプログラム的要素を細かい部分まで網羅することは、あえて省き、アクセスアップや売上の向上につなげるための情報を優先して、重要度の高いものから順序だてて掲載しています。
まずは、この1冊を片手に、自分のホームページと、ライバルとなるホームページを身比べながら、必要な対策を行っていただければと思います。
本書が、あなたのお役に立てることを心より願っております。
著者 時枝宗臣
(本書 はじめに より抜粋)
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